当社は主に公共事業に於ける躯体工事で型枠工事、鳶工事を受注し施工しています。
公共工事に於ける躯体工事とは橋梁・地下道・浄水場・下水処理場・地下調整池・河川護岸工事等の鉄筋コンクリート造の構造物を作る仕事になります。
作業の流れ
鳶工
主に現場内での足場を組立・解体する仕事です。
高所で作業する為の作業床を設け、 現場内の通路や階段等を設置し、 全業者が安全に効率の良い作業が出来るように組み立てます。
計画図面を基に施工しますが設置中の保守点検業務や現場進捗状況に応じた盛替え作業等も行う等、現場作業の安全確保に大きく関わる職種となります。
型枠大工
鉄筋コンクリート構造物を設計通りの規格の寸法・仕様に作る為に型枠を組立し、 硬化前のコンクリートを流し込みます。硬化後、型枠を取り外したら躯体が出来ます。
型枠大工は図面を基に合板・桟木を用いて型枠を加工し組立てを行います。 コンクリートを流し込む型枠にはコンクリートの重圧（約 2.4ｔ/㎥）が掛かる為、位置や形状の歪み等発生しない強度を確保しなければなりません。
また、寸法も設計に対し 0～+3 ㎜と非常に高い精度が求められる為、他の職種に比べ様々な知識が必要です 。年月をかけて多くの経験を積むことになります。
しかし、完成時には自分が作った物がそのまま形として躯体が出来上がるので達成感は大きく、やりがいのある仕事です。